本職、息子の名前最終候補に雄山と将太を本気で残していたレベルのグルメ漫画ファンなので、
昨年から「鍋に弾丸を受けながら」という漫画に夢中です。この作品、昨年一巻が出版されるや、

一巻のAmazon レビュー数 1347、獲得お星さま数は理外の 4.8 (2023/11/12 時点)と瞬く間に好評を博した

群雄割拠のグルメ漫画界に突如現れた旋風のような作品です。
世界のあちこちに釣りをしにいく原作者が、世界各地で出会った「五万点の食」を
旅行記ベースでレポートする、そんな漫画です。

確かに、一義的にはあおり文にある通り、「カオス&デンジャーグルメリポートコミック」なのですが、一巻を読み終える頃にはそれだけにとどまらない魅力がたっぷりつまった奥深い作品であることがわかるでしょう。

  • 旅をすること
  • 趣味が広げてくれる人間関係
  • 人種差別
  • 友愛
  • 下積み中の若者の感じる焦り

等々、食に絡めて様々な事柄が扱われています。
どうやっても重くなるか説教臭くなるテーマもあると思うのですが、
茶化すことも矮小化も一切なしで、エンタメとして読ませてくれます。
本職が思うに、原作者の方の卓越した言語、語りのセンスがこのウルトラ C のベースにあるのですよね。
ナレーション多めの漫画なのですが、その一つ一つに共感と面白みがあふれている。
危険とされるところの五万点グルメがテーマの漫画に、ばっちり北九州編があることも、
本学関係者的にはグッとくること請け合いでしょう。

まあ、ともかく本当に面白いのでぜひぜひ読んでみてください。
Amazonなり推しの書店で買うもよし、コミック New Type 様でとりあえず一話を試し読みするもよし。
声優が豪華すぎる公式ボイスコミックもよし。中田譲治大先生も出演。

さて、前置きが長くなりましたが、表題の通り、
なんとこの作品の原作者様が本学伊都キャンパスに来くださります。

12/11 (月)の五限に、

「『鍋に弾丸を受けながら』原作者の語るメキシコ・ブラジル ー九大で外国語を学ばれる皆さんへー」

というテーマでお話しをしていただくこととなりました。
本学言語文化研究院が主催する「外国語週間」というイベントのスペイン語編という位置づけです。
とはいえ、特にスペイン語の知識も不要ですので、お友達もどしどしお誘いいただいて結構です。

原作のメキシコ、ブラジル編が本当に素晴らしかったので、
現地で撮られた写真などをご紹介いただきながら、
かの地の訪問を語ってほしいとお願いしたら、ご快諾いただけました。
そして、ここから発展して、外国語を学ぶことや漫画の原作をてがけることについてもお話をいただきます。
どう考えても貴重すぎる機会なので、万障お繰り合わせの上、よろしくどうぞ。

場所については近日中に学内各所に告知がでるので、そちらをご参照ください。
センターゾーンというところはとりあえず確定です。
ともかく12/11 (月)の五限を空けといてくださいませ。

By qsupe

One thought on “「鍋に弾丸を受けながら」原作者様が伊都にやってくる”

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