今回は3つのパラドールに宿泊してきました。

まずはスペインで1、2の人気を誇るToledoのパラドール。

丘の上にある歴史的建造物をホテルに改築し、世界遺産でもあるトレドの街を見渡せることで有名です。

欲しいと思ったものは必ず手に入れたいタイプの弊職。

今回も出張が決まってすぐに予約したのですが、出発1週間前の宿泊費引き落とし時、クレジットカードのセキュリティシステムによりまさかのキャンセルに…

焦って、国際電話で予約取り直しました。

通話料10分弱で3000円。いいの、目的は達成できたから。 ロビーにはトレドを愛したギリシャ人画家エル・グレコの連作「12使徒」のレプリカが。

この日は1日で6つの観光名所を周る予定にしていたので入りませんでしたが(ハード)、夏季にはプールも楽しめます。

弊職が宿泊したのは、1番人気のシティビューの部屋。 安くはないけど、2人なら頑張れる金額。トレドに行くならぜひご検討を。

バルコニーからの眺めが最高。

パラドールにはテラスカフェもありますが、部屋はさらにその上なので、間違いなく絶景を楽しむ一番の場所。 朝バージョンと夜景バージョン

続いて、城壁に囲まれた街Ávilaのパラドール。こちらも世界遺産で、パラドールは城壁のすぐそばにある修道院を改装したタイプ。

ÁvilaはMadridから日帰りでも十分ですが、Burgosへ行く途中なので一泊してきました。

20年前の2月に訪れたÁvilaはマイナス10℃で、寒いこと意外何の記憶もありませんでしたが、街は見事に城壁に囲まれていました(どんな感想)。

パラドールは落ち着いた雰囲気で、今回はガーデンビューの天蓋付きベッドのある部屋でした。

絨毯の柄も可愛い

牛肉が有名なÁvila、夕飯はパラドールのレストランでステーキをいただきました。 絶対食べきれないと思っていた弊職、今まで食べたことのないほどあっさりした赤みのステーキで、意外にもペロリでした。

デザートにはNatillasを。

20年前あまりに気に入って毎日食べた結果、1ヶ月で3キロ弊職を太らせた恐ろしいスイーツ。やっぱり美味しかったです。

こんな最高のディナーまでついて、二人で2万以下の日も多いお得なParador de Ávila、観光名所はあまり多くはないけど、ゆったりと過ごせるパラドールでした。

最後にスペイン北部の港町Hondarribiaのパラドール。 こちらは元々要塞で、その後神聖ローマ皇帝だったカルロス5世の城として改築されました。

9月のハイシーズンには避暑地として人気が高いこのパラドール。 広くはないけど、品の良い部屋でした。ブランケットの刺繍にゾッコン

パラドール目当ての訪問、しかもあいにくの雨でしたが、Hondarribiaは小さいながらも歴史があり、カラフルな建物がならぶとても素敵な街でした。

対岸はフランスという国境近くにあるこの街は、17世紀にフランス軍の攻撃に合いました。パラドールの外壁にはその時の砲弾の跡が残っています。

パラドール内には、大砲も展示されていました。

Hondarribiaでは毎年9月にこの時スペイン軍がフランス軍に勝利したことを祝うEl Alardeというお祭りが開催されます。

弊職が訪れた日はちょうどのその練習が行われていました。

地域ごとにグループに分かれてパレードをしますが、参加は基本男性のみ(年齢問わず)、各グループに一人だけ女性が参加します。

女性は自薦、他薦からの投票制度で決まるらしく、ドロドロの裏事情もあるとか…

本番では白と赤を基調とし、さらに地域ごとの色の衣装を着るそうです。

白と赤の衣装はあの有名なSan Fermín(牛追い祭り)もそうですよね。 バスク付近のお祭りはだいたいこの二色を使うとのこと。

バスクではcastellano(カスティージャ語)に加えてeuskera(バスク語)が公用語です。

バスク語はカスティージャ語とは言語系統が全く異なる、起源不詳の言語とされています。

Hondarribiaでは偶然出会った日本旅行を計画している地元のご夫妻と仲良くなったのですが、バスク語とカスティージャ語をコードスイッチングしながら話している様子が非常に興味深かったです。

意味の想像もつかないバスク語、何を言っているのか突然わからなくなりました。

弊職も簡単なバスク語を覚えて挨拶したところ、みんな笑顔で喜んでくれました。

今はアプリを使って誰でも簡単に外国語で伝えられる時代。

でもやっぱりコミュニケーションというのは、相手への興味や理解を示すことが大切。

そんな外国語の学習意義を改めて感じた弊職でした。

パラドールの話からだいぶそれましたが…

今回の旅で最も宿泊費が高かったのは、San Sebastiánでした。

目の前はビーチのオーシャンビュー、スペインで初めて出会ったウォシュレット付きのこの部屋、Ávilaのパラドール3回半、Toledoのパラドールにも2回は泊まれる金額。

クレジットの請求額を見た時、「こんな最高のロケーション、たとえ高くても絶対後悔しない!」と言っていた数週間前の自分をぶん殴りたくなった弊職でした。

つづく

By qsupe

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