遅ればせながら、C. Tangana というマドリード出身のモダンフラメンコというかフラメンコ風ポップスシンガーの新曲、Ingobernable という曲を聴いたのですが、なかなかよかったので紹介します。字幕付きなのでちょっと歌詞を眺めながら聴いてみてください。
わかりやすくスペインスペインしてていいですよね。
せっかくなので、今週までに学んだことを歌詞で確認しましょうか。
サビの,
Que no me quieres querer ‘俺の事、もう好きじゃないってわけね’.
という部分、ちゃんと読めましたかね。現時点では訳せなくて当然ですが、きちんと発音することはできてほしいです。クエ・ノ・メ・クイエレス・クエレル、なんて読んじゃうと教員は泣いてしまうのでやめてください。que は ケ、qui は キ という音になるのでした。なので、無理やりカタカナで表記するなら、ケ・ノ・メ・キエレス・ケレル となります。
さらに、私のクラスでは後ろに母音のない子音、特に語末の子音は雑に発音せよと結構、アツくお願いしました。実際、もう一度、歌詞を観ながら歌を聴いてみてください。Que no me quieres querer. の部分、ケ・ノ・メ・キエレッ・ケレッみたいな感じで聞こえるのではないでしょうか。ケ・ノ・メ・キエレス・ケレルみたいに几帳面に全ての子音をきちんと発音してると、そもそも拍内で歌いきることができないはず。
授業で学んだことが生のスペイン語でも使われているのを見ると、単なる知識に血が通った感じがするのではないでしょうか。そういう経験を多くしてくれるとこちらとしてはうれしい限りです。
ところで、この曲、もはやレジェンドな Gipsy Kings が合いの手担当で入っています。合いの手担当なのに、Gipsy Kings 風味が強すぎて、主演: Gipsy Kings みたいになっているところが個人的ツボです。
Gipsy Kings といっても今の若者にはピンと来ないかもしれませんが、Volare の人たちです。あのアサヒのビールの CM の。
Gipsy Kings の何をやっても Gipsy Kings になる感っていいよなと改めて思った次第です。この人たち、かの名曲、Eagles の Hotel California をコピーしたりしてるのですが、もう彼らのオリジナルにしか聞こえないレベル。
どうやっても隠し味になれない Gipsy Kings を私は応援しています。
[…] ただ、それでも個人的白眉は六話かな。以前紹介した Tangana という人の Tú me dejaste de querer という歌が超重要シーンで流れます。で、この歌の歌詞とその超重要シーンがもう見事としか言えないレベルでピタッと嵌っててグッと来たのでした。もともとこの歌のファンでもあったことですし。 […]