スペイン語を始めたての学生さんから定期的に受ける質問の一つに、
「スペイン語を頑張ったらどれくらいできるようになりますか?」
というのがあります。
この質問に対しては「結構できるようになる」、ないし、「人による」
というふんわりとした回答をするのが常であったのですが、
この度、わりとカッチリした答え方ができるようになったので、
全体向けに書いておきます。
英検でいうと大体、準二級くらいの知識、スペイン語運用能力が身につくと思われます。
ちょうど昨年の今頃でした。当時、二年生になりたての H 君という学生が、
「DELE の A2 レベルを受験したいので、作文と会話をみてくれんか」
と言ってきたので、約一か月にわたり、対 DELE の作文、会話指導をしたのでした。
DELE というのは TOEIC 的なスペイン語の国際的な試験で、
A2 レベルというのは英検換算で準二相当の難易度です。
そして H 君は五月に受験、見事に合格するという快挙を成し遂げました。
彼はネトフリのスペインドラマ大好きっ子であり、
言われずともスペイン語要素を生活に取り入れて愉快にやっていた学生ではありますが、
学習歴一年とちょっと、授業としては週二でしか受けていないのに
A2 に通るというのはなかなかやりおるわい、というところです。
これくらいの知識があれば、日常会話や簡単な文書であればかなり捌けるようになっているはずで、
一つの特技になっているといって差し支えないでしょう。
特に本学の学生は謙虚なので、
「僕・私みたいな者が努力したところでスペイン語なんかできるようになんないっすよ……」
みたいなことを言ったり思ったりしがちですが、H パイセンが示してくれた通り、
本学カリキュラムで努力していれば一年でも結構な力がつくようです。
努力と得られる力のコスパとしては良い部類に入るのではなかろうか。
確かに、パイセンは努力家だし、センスもよかったのでその辺は差っ引かねばならんでしょう。
ただ、本学には上級生向けの科目も結構あるので、そちらを履修し、一年半、二年計画でやるなら
A2 レベルは普通に現実的な目標となるでしょう。
長々書きましたが、やるべきことをやっていれば、何かしらは身につくと思うので、
一年生は楽しくがんばりましょう。
上級生も、DELE などに関心があるなら相談に乗るので、担当教員に遠慮なくどうぞ。