自分のあずかり知らぬところで弟子ができており、本サイトに表題通りの短期留学記を寄稿してくれたので、ありがたく掲載させていただく。

短期の留学は行先も期間も自分で好きに選べるし、それでいて本学からの奨学金がでる可能性もあるので、関心のある人も結構いるのではないかと思われる。かなり具体的に書いてくれており、大変参考になると思われるので、ぜひご一読あれ。

本職先生にはいつもお世話になっております、昨年の夏、グラナダに2週間語学留学した者です。(自称)本職先生の弟子と名乗らせていただきます。

今回は、提携校が無い中でどのように語学留学を行ったかと、その感想を簡単に述べようと思います。

弟子はもともと、世界史で学んだスペインの歴史に惹かれており、イスラム文化の色濃く残るグラナダは、留学先として強力な候補でした。また、ダリのファンなので、バルセロナも検討していました。

そこで、学部の留学担当の先生や本職先生に相談する傍ら、3社ほどのエージェント様を比較検討させていただきました。そして1社に決定。貯めておいたバイト代と、大学からいただいたEU圏の奨学金、家族の協力もあってお金を確保し、なんやかんやで契約を結びました。夏休みは航空券が非常に高いので注意です。

留学の結果ですが、2週間で飛躍的にリスニング能力、スピーキング能力が向上しました。また、弟子が目標としていた、「3分程度のスペイン語での会話」を達成することができました。授業の内容は、既に習っていた文法事項でしたが、スペイン語のみで授業が進むことのストレスは計り知れません。特に、始めの数日は何を言っているのか全く分からなかったです。リスニング練習はしてから行った方が良さそうです。

他にも、アルハンブラ宮殿やグラナダ大聖堂に行ったり、カトリックのミサに参加してみたり、フラメンコ鑑賞をしたりと文化的にも沢山楽しむことができました。アルハンブラ宮殿を事前予約していたことは正解でした。可能ならばホームステイにすることをおすすめします。写真3枚目はホストマザーが作ってくれたpaellaです。現地ならではのべちょべちょのお米でした。

飛行機で隣の方が荷物を上に載せてくださったり、ホームステイ先で自分より若いけれど大人っぽい友人ができたり、何よりスペイン語が上達したりと、留学でないと得られなかったものが数多くあります。総じて、人の温かさを感じました。

大学のスペイン語の成績がそこまで良くなくても、意外と留学はできます。女子一人の場合、色々と注意すべきことはありますが、適切な用意をして、注意して生活すれば、初海外渡航でもなんとかなるでしょう。この記事を読まれた皆さんが、良き留学ライフを送れるように祈っています。 ここまでスペイン語およびスペインに夢中にならせてくださった本職先生、本当にありがとうございました。

最後に、留学の際の注意点を箇条書きで書いておきます。

○準備しておいて良かったこと

・ホストファミリーにお土産を買って、その説明を事前に文章で作成し、プリントして行ったこと

・アルハンブラ宮殿のチケットを予約しておいたこと

○準備しておけばよかったこと

・スペイン語文法の総復習

・スペイン語での会話練習

・スピードの早い会話の聞き取り練習

・文法用語(スペイン語での言い方)を知っておくこと

・優先順位をつけて、行きたい場所を決めておくこと

○ホストファミリーとのコミュニケーションの中で聞かれたこと

・日本の国家元首(政治体制)

・日本のいくらかの文化

・日本で普段何をしているか

・大学で学んでいること

・将来やりたいこと

・なぜグラナダに来たのか

○スペインで戸惑ったこと

・エアコンがないこと

・1週間に1回しか洗濯しないこと

○スペインで困ったこと

・日傘を使っていたが、道が狭く、日向と日陰を繰り返すので、道を通るのが大変だった

○日本とスペインの違いを感じたこと

・食事の時間:8時半に朝ごはんを食べて、14時に昼ごはんを食べて、21時に夕食を食べるので、間がかなり空いている

・シャワーの時間が10分程度しかない

・電気や水は節約する:電気代や水道代などをかなり気にする文化

○持ってきて良かったもの

・コンセント変換プラグ

・延長コード

・1週間分の洋服

・多めの化粧水

・飛行機内で使うネックピロー

・国際規格に対応したドライヤー、ヘアアイロン

・国際学生証(アプリ)

○持ってきた方が良かったもの

・拭き取り化粧水や拭き取りパック

・現金(ユーロ):スペイン内で両替すると、円安の煽りを受けてお金が減ってしまうので、現金は多めに持っていくと良い

本職追記

現地で使うユーロの調達は難しい問題である。これだけ円安ユーロ高だと特に。

本職の理解では、

クレジットカード決済 > 現地ATM からクレジットカードでキャッシング > 両替所で円をユーロにする

という感じ。コロナ以降、ヨーロッパのキャッシュレス化は行くところまで行った感があり、基本的にクレジットカード一本でいけると思われる。本職も昨年、二週間ほどフランス、スペインに滞在したが、現金は一度も使わなかったのではないか。

お金については、クレジットカード(予備でもう一枚あるとなおよい)、お守りとして 50 ユーロ程度を両替所で入手しておく、というのがベストかなと個人的に思う。

現地 ATM の方が得なんじゃないの?とお思いの向きもあるかもしれないが、「このATM ではこのクレカは使えません」みたいなエラーが結構おこるので、安全第一なら空港の両替所で事前に両替しとくのがおすすめ。

By qsupe

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