サンセバスティアンでの三泊四日の滞在を終え、バスに乗りビルバオへ向かう。空港にはヨーロッパ主要大都市との直行便が多数発着するバスク地方最大の都市である。この旅の帰国ルートはビルバオ > パリ > 上海 > 福岡であり、この旅最後の目的地である。

日本ではあまりにもサンセバスティアンの知名度が高すぎて、なんとなく地味な印象のあるビルバオであるが、14 年前(!)に二泊した際、とても楽しかったので今回も二泊することとした。

ホテルに荷物を置いてまず、地下鉄に乗りビスカヤ橋を見物に行く。水面から 45 メートルの高さに架かっている橋で、いくらか払うと上まで登れて徒歩で渡ることができる。本職も息子も煙同様、高いところが大好きなのであり、これを渡るのを楽しみにしていたのだが、あろうことか、ピンポイントにこの日のみ臨時休業でありがっかりさせられた。

ビスカヤ橋はビルバオ中心部から微妙に遠く、翌日出直すほどの情熱もない。その代わりというわけではないが、14 年前にはいかなかったグッゲンハイム美術館を訪問した。そのモダアンすぎる建物はこの街のランドマークである。

本職、大学生のころにスペイン美術史を二回落とした人間であり、美術館とか楽しめるかしらと不安だったのであるが、なかなかどうして、へんてこなモダンアートは思いのほか面白かった。草間彌生も一つ、作品を提供していたし。

とまあ、ビルバオは「ほど良く都会」という感じの街でかつ、独自性もあり好きなのである。余談であるが、ビルバオではサンセバスティアンではほぼ見かけなかった中国人旅行客をたくさん見かけた。逆にサンセバスティアンは日本人だらけなのだが、ビルバオにはほぼいなかった。中国のインフルエンサー的な存在がビルバオをやたら推してるとかなんだろうか。

By qsupe

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です