4日目。この日はマドリード市近郊のヘタフェにあるカルロス三世大学へ。


ヘタフェというのはあの久保君がいたあのヘタフェである。
Atocha から電車で15 分くらいか。
マドリード市の人口増加に伴い発展したニュータウンで、
カルロス三世大学も 89 年創立とかなり新しい公立大学である。
新しく街ができたから大学も作っちゃおうか
というノリに羨ましさを感じてしまうのは本職がフロンティアなき国育ちだからか。
秋の国内学会(10日後……)ではこの大学にいらっしゃる先生の論文をベースにした発表をする予定で、
稽古をつけていただくためにカルロス三世大学を訪問したというわけである。
スペインは9月年度開始なので、お忙しいはずなのだが、快くいろいろ教えていただけて感謝の言葉もない。
そしてさらにありがたいことに、「稽古の後はご飯でも」というお誘いをいただており、
お供いたすこととなった。
El Pimiento Verde
連れてきていただいたのがこちらのバスク料理のレストランである。
本職の IIB の授業では詳しく話すが、バスク地方というのはスペインきっての美食どころである。
入店前からもう胸が高鳴って仕方なかった。
お通しのガスパチョからもうフルスロットルであり、

名物のアーティチョークは本職の人生最高アーティチョークを大幅に更新し、

ただでさえ甘くてトロトロして激美味いホワイトアスパラに燻製マヨネーズをつけて悶絶し

メインの Arroz con bogavante(ロブスターご飯)で言葉を失った。
米の一粒一粒にロブスターが宿っていた……
ロブスターをぶつ切りにして米と一緒に炊く、つゆだくで。
160 km をど真ん中に投げ込む、的なバスクの豪快さを本職は愛している。

懲戒などを受けず、無事に定年を迎えることができたらバスクに料理修行に行こう……
最近割と真剣にそんなことを考えている。