日本ではスペイン料理はもはやブームを超えて、ある種の定番にまでなったように思います。ここ、博多の地にも多くのスペイン料理のお店がありますが、本職がぶっちぎりで好きなのが、大濠公園駅から歩いて六分ほどのところにあるワイン食堂プルポです。なんと、スペイン料理はスペイン料理でも、スペイン・ガリシア地方の料理をメインにしているお店です。

Galicia はスペインでも有数の美食どころですが、残念ながら日本での知名度はあまり高くありません。ざっとググった感じ、東京にもガリシア料理のレストランというのはないような。そんなガリシア料理をまあまあ近所で楽しめるのですから最高です。本職、ガリシアは訪問済みですが、プルポは普通にガリシアでも繁盛店になるレベルのお店だと思っております。

昨日、高橋昂也の 1031 日ぶりの勝ち星にどうにも胸が熱くなり、プルポで祝杯をあげることにしました、が、そこは繁盛店、電話をしたところ満席とのことでした。がっかりしたところに、マスター一言。

「四日前に店の斜め向かいに Gamba というバルスタイルの姉妹店を出したので、よろしければそちらにどうぞ」

捨てる神あれば拾う神ありとはこのことでしょう。ちなみに、プルポ、pulpo はタコ、gamba は エビです。ガリシア地方の代表的なシーフードがタコで、それに合わせて Gamba なのでしょう。プルポがやっているエビを主戦にしたバル、激アツ要素しかないので即座に西鉄バスに飛び乗りました。そして Gamba も姉妹店同様、見た目からしてオーラがほとばしっているのでした。

「お洒落だなあ」と思いつつも、「おや」と思ったのが、看板の「Gambas y tacos」という文言です。一年生でももうお判りでしょう。「エビとタコス」という意味ですわね。

そう、Gambas はまさかのシーフードとメキシコ料理がメインのバルなのでした。予想外ではありましたが、本職、メキシコ料理はメキシコ料理で大好物なので、胸を高鳴らせました。

バルなのであれこれつまみました。ワカモレというアボカドディップやチリビーンズといった定番モノもしっかり美味しいですし、

プルポでもやっているカタルーニャ地方の名物、サクラエビのコカもよかった(プルポにはカタルーニャ料理も結構ある)。コカというのはカタルーニャ地方のピザみたいな料理です。

ただ、インパクトはやはり、店側も特に推している Birria のタコスでしょうか。Birria はメキシコ・ハリスコ州の名物のシチューで、具をタコスに挟んでみたという一品。そのタコスをシチューのスープの方にディップして食べるという一品。日本でもスペインでも見たことないです。ガチのメキシカン。

そして、お店側が絶対に食べてほしいと言っているシュリンプトースト

皮まで食べられるソフトシュリンプを複雑なソースとソテーして分厚いふかふかのフランスパンに載せた一皿。お店の人曰く、ソースのしみ込んだパンが主役とのこと。

こちらはもう「無茶苦茶美味い」としか言いようがないです。強烈に美味しいのですが、味が今までに食べたことない味すぎて説明できないという。己の語彙力のなさを恥じる。

で、プルポのスーパーな飛び道具、「白ワインに合うチーズケーキ」も頼めるので、こちらと白ワインでフィニッシュ。甘さ超控えめでチーズトロトロという。

そんな感じの恐ろしく満足度の高い夕飯でした。メキシコ料理食べたことないという人に程行ってみてほしいお店ですな。

中村奨成!!!!!!!!!!!!!!!!(この記事はカープ VS 讀賣を観ながら書きました)

By qsupe

One thought on “Gamba 中央区港”
  1. […] 以前姉妹店を紹介した時にも書きましたが、プルポはガリシア料理店です。ガリシアとはスペインの北西部で、スペインでも有数の美食どころです。ただまあ、スペインの一地方なので、ガリシア料理専門店というのはスペイン国外にはないのですが(東京にもないっぽい)、なぜか福岡にはあるという。本職は三泊四日でガリシア地方を回った程のガリシア通ですが、そんな本職も唸るレベルのお店です。福岡の人たちはもっと感謝してもいいと思う。 […]

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